【レビュー】まるでガンダムの宝石箱や～♪『SDガンダムジージェネレーションジェネシス』（PS4、PSVITA）

初代『SDガンダムワールドガチャポン戦士スクランブルウォーズ』から始まった、ウォーシミュレーションシリーズの最新作。

今作より導入された細かな変更点や改善点が、プレイしているうちにとてもよく伝わってきて感心させられます。

特に、戦闘シーンにおける機体の描写がマンネリ化し始めていた時期だったので、今回”キャラクターカットインの背景をコクピット外まで描き足す”という英断は、労力のわりにゲーム性が飛躍的に向上するわけではないのによく採用してくれたと思います。

おかげで、臨場感が圧倒的に増し、戦闘シーンを省略することが少なくなりました。

キュベレイのファンネルのシーンなんか、初めて見たときは「うわぁ……」って口あんぐりだったもん。(笑)

参戦作品は、『機動戦士ガンダム』から『機動戦士ガンダムUC』、はたまた『機動戦士ガンダム戦場の絆』（アーケード版）など、アニメ作品以外に至るまで網羅。

結果、右を見ても左を見てもガンダムガンダムガンダム。

まさに”ガンダムカーニバル”状態です。

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そして、お楽しみは何といっても「開発」と「設計」。

機体を繰り返し戦闘に参加させていると経験値がたまり、レベルアップします。

一定のレベルに達すると、新しい機体を「開発」することができるのです。

また、最初は戦闘機や弱小モビルスーツしか生産できないが、徐々に増えてくる既存の機体同士を掛け合わせると、新しい機体を生産できるようになります。これが「設計」。

チャレンジ条件を達成したり、特定のシナリオをクリアすることでも新しい機体がゲットできます。

「開発」と「設計」を繰り返し、最強部隊を作り上げよう！

最大4機編成の小隊を組むことができる本作。

こだわりの部隊で激戦を戦い抜いてみるのはいかがでしょうか？

たとえば、ホワイトベースにブライト艦長を乗せ、アムロ・ハヤト・カイ・スレッガーで”ファースト完全再現”部隊を作ったり、その隣にミデアでマチルダさんが乗っていたり。（黒い三連星に気をつけよう(笑)）

アムロ・カミーユ・ジュドー・バナージで”ザ・ガンダムズ”を結成したり。

シャア・クワトロ・フロンタルで”赤い彗星ズ”、なんてのもアリ？

ちなみに、どのシナリオ（作品）から始めることも可能です。

まずは欲しいモビルスーツやキャラクターが出演するシナリオからスタートし、徐々に戦力を拡大していけば有利に戦いを進めることができるでしょう。

君は生き延びることができるか？

★★★★★★★★★★

SDガンダムジージェネレーションジェネシス PS4版
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ゲームのある風景。